本日、「自衛官の処遇等の関係閣僚会議」を開催しました。 我が国の安全保障環境が厳しさを増す中で、防衛力の中核である自衛官の人材確保や自衛官の社会的地位の向上は、政府をあげて取り組むべき至上命題です。 高市内閣においても、自衛隊員の処遇改善や自衛隊の活動基盤の強化の実現に向けて、様々な取組を進めてまいります。 本日の閣僚会議では、各大臣のリーダーシップの下、必要な予算の令和8年度予算案への反映や法律・制度改正など、各省が連携して各施策を強力に推進するよう指示いたしました。 特に、国家安全保障戦略等の三文書の改定を令和8年末までに行うこととしましたので、これにあわせ、令和10年度を目指すとしていた「自衛官俸給表」の独自の改定についても、前倒しで行うよう作業を進めてもらうことといたしました。 独自の改定が実現すれば、自衛隊創設以来、約70年間で初めてのこととなります。 自衛隊の全ての隊員が高い士気と誇りをもって、国防という崇高な任務に当たることができる環境を不断に整備していくため、必要な取組を加速させるべく主導してまいります。